



2026年2月に開催された「国際オートアフターマーケットEXPO2026(IAAE2026)」は、自動車アフターマーケット業界における最新技術・サービスが一堂に会する国内最大級の専門展示会です。
本年も整備・鈑金・部品流通・デジタルソリューションなど幅広い分野から多数の出展があり、業界の現在地と今後の方向性を強く感じる内容となりました。
当社としては現地訪問は叶いませんでしたが、各種情報および現地写真・関係者からの共有内容をもとに、本展示会のポイントをレポートいたします。
展示会全体の印象
会場ではEV化・デジタル化・省人化をキーワードとした展示が目立ち、従来の「整備技術中心」から「経営・効率・データ活用」へと重心が移行していることが明確に見て取れました。特に以下の3点が顕著でした。
- EV・次世代車両対応の加速
電動化の進展に伴い、整備機器や教育コンテンツもEV対応が進んでいます。
会場では電動トラックや最新車両がリフトアップされた状態で展示され、整備現場での対応力強化が重要テーマとなっていました。(EV対応整備機器の拡充、安全対策・作業標準の可視化、技術教育(アカデミー型サービス)の充実) - 整備機器の高機能化・効率化
リフト設備やタイヤ関連機器など、作業効率を大きく向上させる製品が多数展示されていました。
特に印象的なのは、高耐荷重リフトによる大型車対応、作業動線を意識したレイアウト提案、安全性とスピードを両立した設計といった点で、「人手不足を前提とした設備投資」が進んでいることが伺えます。 - デジタル化・業務効率化の進展
フロント業務や部品発注、見積作成などを効率化するITソリューションの展示も拡大していました。
部品検索・発注のデジタル化、作業工程の可視化、顧客管理・データ活用など、現場作業だけでなく、「受注~納品までの全体最適」が重要視されている点が大きな変化です。
今回のIAAE2026から見える大きな潮流として感じることは、
- EV・次世代車対応は「必須条件」へ
- 人手不足を前提とした設備・IT投資の重要性
- デジタル活用による業務効率化の加速
これらは単なるトレンドではなく、今後の整備業界における競争力を左右する要素となると感じました。当社はこれらの動向を踏まえ、業界の発展とお客様への価値提供に引き続き取り組んでまいります。